電話 熊本市北区武蔵丘4丁目1-1ムサシ5ビル2F-C (MAP) 

インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2014年08月26日



 

昨日は新月でしたね。何かを願う、信じる、思う、始める、、、
「新月にはお願い事を10個書きましょう。」
そんなことが書かれている記事を読んで、何度かやってみたものでした。
また、アメリカから発信された「ザ・シー〇〇〇〇」にはポジティブな思考を、また「欲しいと思ったものはすべて手に入る」という内容のもので、私もそのCDを車の中で聞いていたことがあります。来日されたインドの瞑想指導者Uttam氏と車での移動途中にこのCDをかけていた時のこと、
「ミカコレハアメリカンシソウ。マタハ、クリスチャンノカンガエカタ。ナニヲイノルノ。ナゼポジティブニオモウヒツヨウガアルノ?ソノネッコ二アルモノガネガティブダカラ・・・・モトモトノネッコヲカエナサイ。マタハ、ソレヲテバナシナサイ・・・・」
このやりとりから、自分の中にあった執着ともいえる願い事がす~っと抜け出た、、、そう「Let go」された感覚を覚えました。
そして、家に帰り、まず天井に貼っていた願い事の紙を破り(笑)、新月に書いていたお願い事の紙を祭壇から移動しました。
その後に不思議なことにいろいろなことがフローし始めたのです。
何か…一つ、一つの出来事が映画のワンシーンを見ているかのごとく、信じがたい出来事が次々と起こるのです。
守護神の存在を否定しません。むしろ日々感謝を捧げてます。神は自分の中にあることもちゃんと知っています。
だから、「祈る」「願う」こともしません。心にあることがすべてそこに存在し、神に委ねていることで、何の不安、迷うこともないからです。

話は変わりますが、最近アボガドが好きになり、スムージーにしたり、今朝は、カットしてお刺身みたいにして食べました。
いつも、パカッと二つに分けた時にどちらからカットしようか迷います。
私たちは何か一つに向かうとき、よいお話がポーンときて、例えばそれが、自分が好きな食べ物だったらぱくっと一気に食べてしまいそうなときがありますよね。
食べ過ぎてあとでとんでもないことになったり・・・(笑)

二つの出来事=葛藤場面がいつのときもやってきます。「迷い」の場面です。
なぜ、迷い、悩むのか・・・校長のBoghaljiがレクチャーの中で言ってました。

「葛藤するのは、そこにエゴが存在するから・・・あなたは、エゴの奴隷にならないようにしなさい。ヨーガは、ネガティブはいけません。ポジティブになりなさい。とは言わない。その両方のSamskar(経験)を取り除きなさい・・・・」

何かよいことや、嬉しいことがあると、またその逆もしかり、その経験が私たちの心を左右しますね。
それによって、日々起きることを、または人を「よい」「悪い」で判断したり・・・「経験」がそれを瞬時にしてしまっていますね。何かの場面に出会ったとき、あの人はこうしてくれた、この人はそうしない。だから、この人はよくない。
あの仕事の時は楽しかった、今はやり方が違うから、このやり方は嫌い。
葛藤場面では、過去の経験から物事を判断してしまう傾向にあります。
ヨーガでは、特に対象(人・物)との関係においては、Upeksa(無関心・距離をおく)ことをすすめています。
迷ったら、迷っている自分の心を手放し、そこから距離をおく。対人関係もしかり、その人を非難しない。
その非難は自分に災いとなって返ってきますから、悪かった印象は手放す、または無関心でおけばいいのです。

そう、いろいろお話が飛びますが、この前の座禅・ヨーガで日輪寺のご住職が、
「何か、二つの出来事がきたとき、その選択肢も自分の心が作り出したのです。自分に迷いがあるから、次に考えていることが同時に現れ、選択肢を生み出しているのですよ。誰もあなたにそれを与えていません。あなた自身がその迷う選択肢を作り出しているのです。だから、自分が何をしたいのか、そこをきちんと知って、あなたの器をちゃんと知って、どうしたら、目指すところへ出来るだけ最短距離でいけるかを考えなさい。」
と。

アボガドを割りました。
種が一つありました。
二つの中身は別々のものではなく、この種がまた新しい実をつけます。
自分の中にもっているものが「今」を作り出しています。
だから、何も願わずとも自ずとそうなっていきます。それが目の前の「日々=現象」です。
いつも言いたいことがちぐはぐです。ちぐはぐだけど、この言葉は自分の中にあったものです。
8月も終わりに近づきます。
願いが叶う、叶わない・・・しかし「今」を大事にしたい、いつの日も感謝を忘れないように★
そして、今は何の不安も心配もない自分があって、とても心地よい風を自分の中で感じています・・・徒然日記

通信中です...しばらくお待ち下さい